半年間過ごした「バトゥミ」で撮影した動画を使ったVLOGを更新しました
もしよければこちらのブログと合わせてご覧ください!
ジョージア滞在、半年が経過
9月になった
今年もあと4ヶ月
ジョージアの国際線延長は9月31日まで伸びた
再開予定の直前になって、再度延期を繰り返しているのでまた伸びるかもしれない
どちらにしても、こんなにジョージアにいることになるとは、本当に思わなかった
特別便をツギハギすれば帰れないわけじゃない
だけど私はまだここにいる
この国の居心地はとても良い
だからこそ、素敵な半年を過ごすことが出来た
しつこいけれど、感謝しかない
最近、日本人で移住している人や移住希望の人が増えている事をこちらに来てから知った
頷ける
本当に、素敵な国だから
コロナ渦中のジョージアで
当初、とても不安だった
どうなってしまうのだろうと毎日思っていた
それでも私が帰らなかった理由は以前のブログに書いたのでそちらを読んでいただけたら嬉しいです
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【近況報告】最近の私のことをご報告|2020年6月5日
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コロナ感染当初、ジョージアにて
ジョージアの国営放送では連日コロナのことを放送していた
その中で、日本の感染者が、増え続けていることが取り上げられたり、感染者の多い国として(クルーズ船の感染者が含まれていたからだと思う)日本の国旗と日本の感染者数が随時テレビの中に居座っていた
とても悲しかった
日本だって頑張っているのに何かとんでもない犯罪を犯しているような気持ちになって落ち込んだ
その頃、初めて、すれ違いざまに口元を抑える人に出くわした
その日はショックでお部屋でメソメソしていた
ジョージア初の感染者発生後
ジョージアは日本より遅れて感染者が出た
海外から帰国したジョージア人だった
小さな国ならではのかもしれないけれど、そこから驚くほど迅速な対応がなされ、わりと素早く国境が閉鎖された
入国拒否になった日本人の話も聞いた
すぐにロックダウンとはならなかった
感染者用の隔離施設を用意したり、まずは国境でも水際対策を強化しているように感じた
世界中で新型コロナがどんな病気なのか正体が掴めなかった頃、差別が一番厳しかったように思う
おそらくみんな不安だったのだろう
国境閉鎖からしばらくして、「今いる外国人は安全」という雰囲気になるまでしばらくかかったけれど、国境が完全に封鎖されていたので徐々に視線が和らいだように思う
一番ショックだったニュースは、トビリシからの長距離列車の出発を待っていたアジア人カップルが咳をしていたことで電車から降ろされ病院に連れて行かれたという話(実際に2人は陰性だった)
怖くなった
私は無かったけれど、タクシーに乗れなかったりしたこともあったそう
私はどこに行くにもマスクをしてなるべく人目を避けるように歩いていた
買い物も人がまだあまりいない早朝に行くようにしていた
それでも嫌なことは色々あった
仕方のないことなのかもしれないけれど、どうしても落ち込むこともあった
帰国しなかったことを後悔してしまう日もあった
だけど動画にも書いたように、嫌なことよりも良いことがたくさんあった
救われた
だからこそ滞在し続けることが出来たと本当に思う
感謝していることがたくさん
こんな未曾有の時に私を受け入れて住まわせてくれた大家さん
(家を出るように諭された人もいる)
電球を変えにきてくれた大家さんのお友達
宅配サービスをし続けてくれた人たち
スーパーのスタッフのみなさん
毎日すれ違う時笑ってくれたお姉さん
具合悪いって思われて通報されたらどうしようとドキドキしながら入った薬局で日本人好きなんだと言ってくれたお姉さん
アジア人に差別をしてはいけないと訴えてくれた政治家の方
いきなりオス!といって空手のポーズをしてくれたお兄さん
いつも変わらず私を必要としてくれた街の犬たち
美しいお花と朝早くからガーデンを手入れしてくれている皆さん
そして遠く離れたこの街にいる私を心配して応援してくれる皆さん
書ききれないほどたくさんの嬉しいことがあった
全てに感謝したい
差別
今も昔も世界中で差別がある
日本でもある
私も知らず知らずのうちにしていたのかもしれない
今までどこの国を旅行しても「日本人」と言えば喜んでもらえた
だけど今回、日本人と言ったところで、しかめっ面は変わらなくて、私は初めて「差別される側」になったことを知った
こんなことがなければ経験しかなったのだろう
ジョージアはもともと親日国で、日本人というととても喜んでもらえる
だからこそとても悲しかった
(今は喜んでもらえるようになったので嬉しい)
色々なことがあったけれど
この半年間
物資が滞ることはなく、買い占めや奪い合いも起きなかった
みんな冷静で落ち着いてきちんと自粛していた
医療従事者への感謝を込めたプラカードやポスターがたくさん掲げられたり
一人暮らしの老人に物資が届けられるサービスをしているのも見た
パニックは起きなかった
もし起きていたら外国人としてはとても焦っていたと思う
本当に感謝でいっぱいだ
withコロナ inジョージア
長かったロックダウンが開け少しずつ街に活気が戻った
夜間外出禁止の規制が終了日の夜に花火が打ち上がり歓声が起きた
とても嬉しかった
人々の雰囲気も和らいで、握手をしたり、ハグをする人を見た時は嬉しかった
現在のジョージアでは屋内でのマスク着用義務とレストランやスーパーに入る前に検温が徹底されている
わりと小さなお店でもマスクをするように張り紙がしてある
マスクを忘れてマスクを買う人をよく見かける
タクシーもマスク必須で運転手さん含めて3人しか乗れない
色々と規制はあるけれど、きちんと守られていて安心できる雰囲気で嬉しい
それでも時々クラスターが発生し、街が封鎖される
先日私が行こうとしていた「ウシュグリ村」の中継地点のメステイアでクラスターが発生し街が閉鎖された
新型コロナと付き合って行く方法を模索しながら少しずつ日常を取り戻していこうと国全体で前向きに挑戦している
国内旅行もとても盛んで、夏の間バトゥミは大賑わいだった(それでも例年の半分以下だそう)
9月半ばからようやく学校が再開されるらしく
文房具を嬉しそうに選ぶ子どもたちを見ることが出来た
半年ぶりの学校、嬉しいよね
たくさん考えた半年間
今までの海外旅行とは比べものにならないほど多くのことを考えたこの半年
だけど私は今ここにいられることに感謝してジョージアの良さを多くの人に知ってもらいたい
コロナが落ち着いた一番最初の旅行先にジョージアを選んでもらえたら本当に嬉しいな
私は特にバトゥミが大好きなのでぜひ訪れて欲しいです!
そんな気持ちです
ちなみにジョージアはこの夏、ヨーロッパでもっとも安全な旅先に選ばれました!
おめでとうございます!